これから不妊治療を検討している方や、まだそこまでは考えてないけど妊活を始めようとしている方、もうがっつり不妊治療をしている方にも、まだご夫婦で試してなければ、ぜひ試してみてほしいことがあります。

それは、共有・共感・思いやりです!!
当然!そんなのやってるよ!って方は、もう!師匠と呼ばせてください!ついていきます!✨
私は、過去の自分を振り返ると全然できていませんでした。
多分、当時の自分に伝えても、「そんなのわかってるよ」って言いそうですが、、
妊活や不妊治療を進めていくうえで、本当に大切なことだと実感しました。
不妊治療は、「出口の見えない暗いトンネルをひたすら歩くようだ」と例えられますが、私も以前は、本当に真っ暗闇を目を凝らしながら、へとへとになりながら、歩いている感覚になったことがありました。
がんばったって努力が報われるかどうかわからない、勉強や仕事、筋トレなどとは違うから、「努力」という言葉がすごく嫌いになりました。
白黒はっきりさせたい、そうすれば、これからの人生吹っ切れて思いっきり楽しめるのに、と。
でも、そうやってどんどんマイナス思考になっていったのは、1人で孤独に戦おうとしてしまっていたからなんです。
ある時から、
不妊治療=つらい
不妊治療=夫婦で手を繋いで仲良く歩み続けるもの
に変わりました。
変わってからは、心が穏やかになり、見える世界が明るくなりました。
これを書いている今も不妊治療中で、将来赤ちゃんが来てくれるかはわかりません。
でも、きっとかわいい赤ちゃんが来てくれることを信じられるようになったし、不妊治療をしているこの時間もとても大切で温かくて優しい時間だなと感じられるようになりました。
私たち夫婦が、「つらい」不妊治療から脱することができたのは、今からお伝えする3つのことを実践したからです。
今まさに、妊活や不妊治療がつらいという方に、ぜひ試してみてほしいです。
夫婦でなんでも話そう《共有》
夫婦といえども小さな社会です。
どんな人間関係にしていくかは、自分たち次第です。
心の中で思っていても言葉にして伝えないと本当の気持ちは伝わらないし、相手が何を思っているのかもわからないですよね。
これ、簡単そうで、実は結構むずかしくないですか?
私は、元保育士なので、よく子どもたちに「くやしかったね」「一緒に遊びたかったんだね」「うれしいね!」など自分の気持ちを言葉で伝える方法を日々伝えていました。
でも、ふと自分を振り返ると、自分自身もできていないことが多々あるなぁと気付いたんです。
妊活を始めたころ、不安な気持ちを素直に夫に伝えられなかったり、自分がこうしたいという気持ちを言えず、夫にもこうしてほしいという願望も伝えられずにいました。
それなのに、自分では何も調べようとしない夫に腹を立てていました。
言葉で伝えようとしないから、自分のもやもやする気持ちを自分の中でさえ言語化できずに、自分でもどうしたいのかわからず、ただイライラしていたように思います。
そのイライラだけをぶつけられて夫も嫌だっただろうなぁと今では思います。
ただそれは、妊活という共同作業を1人で戦おうとしてしまっていたからなんです。
なので、私は、1人で孤独に戦うことをやめ、同じフィールドに夫を引きずり込みました!
自分の今の気持ちを整理し言葉で、夫にすべて伝えていきました。
また、知り得た情報も、1度だけでなく、何度も伝え続けることにしました。
夫に「自分で調べて」と言ったところで、調べないと腹が立つなら、もう調べなくてもいいや、私が全部伝えて覚えてもらおうというスタンスに切り替えました。
それを実行するために夫婦で毎日、話す時間をしっかりと設けました。
私たちは、晩御飯の時間をその話す時間にしました。元々、晩御飯を食べながら話すことが多かったのですが、なかなか踏み込んで話すことは少なかったので、より真剣に話す時間にしました。
それ以外でも、お風呂上りとか寝る前とかふと思った時に、自分の気持ちや不安なこと、今後のことなど、隙間時間を見つけて話すようにしました。
自分の気持ちを素直に話すのは、少し恥ずかしいと思うときもありますが、ちゃんと聞いてくれるとうれしいし安心できます。
そうやって、気持ちを話しているうちに、お互いに話したり聞いたりすることに慣れて、今では、以前より話し合いが上手になったと思います。
感情任せの喧嘩はなくなり、きちんと気持ちを伝えあって、問題を解決する話し合いができるようになりました。
その話し合いをする中で、今後の将来についてもたくさん話しました。
子どもがいる未来しか見ていなかったけど、もしかしたら子どもはできないかもしれない、そうなったらどうなるかについてたくさん話しました。
2人だけで過ごす未来が、最初はなかなか想像できなかったけど、たくさん話すうちに具体的に想像できるようになり、2人だけの未来もとっても魅力的になりました。
不妊治療は挑戦できるところまで挑戦する、でも、2人だけの未来もすごく楽しそう。
そう思うことができるようになったことも、心が安定した大きな要因となりました。
夫婦の温度差どうやって埋める?《共有》《共感》
妊活や不妊治療は、本来であれば、毎回、夫婦2人がそろって病院に行くべきだと思います。
だって、2人の子どもを2人が望んでいるんだから、どちらかがやればいいってことではないですよね。
でも、ぶっちゃけ夫が病院に行ったところで、ほとんどの場合やることがないので、結局は妻が一人で病院に行くことになります。
そうなると、妻が一人で診察を受け、先生の話を聞いて、夫に伝えなければいけないので、どうしても妻のほうが治療のメインになってしまいます。
自分の体のことなので、気になって情報も集めますし、薬についてもどんな効果があって副作用があってなども調べます。
妊娠のメカニズムや不妊治療についての知識も、最初は夫婦で同じ土俵にいても、あっという間に妻のほうが1ステージも2ステージもレベルアップしちゃうのです。
どうしてもこれは仕方がないことなのですが、ここで、夫自身が自ら思い立ち、置いていかれないように自力で調べたり、毎回のように一緒に病院に行って先生の話を聞いたりして、妻と同等に話せる人って少ないのではないでしょうか?

むしろそんな神みたいな夫さんいるんですか?✨
妻から教えてもらえばいいやって思ってしまう方が多いのかなと思います。
実際、我が家はそうでした。
そのことで、何度も喧嘩しました。聞かれて分かることは答えられるけど、私だってわからないから調べてるんだよ、全部私に聞かないで、少しは自分でも調べてよ、こないだ言ったよ、などなど、今思い出してもあの時はつらかったなぁと思います。
たとえば、「病院に行く」ということだけを取っても、まず職場に休みの申請をして、同僚や上司に謝りながら休みを取り、ようやく取った休みを病院で待たされ過ごし、先生の難しい話を覚えて、恥ずかしい思いをしながら診察を受け、次に進めると思いきや、「あ~まだ卵胞が成長していないからまた2日後来れる?」と言われ、また休みの申請をするのか、気まずいな、言うのやだなぁと思いながら帰り、夫に病院での話を報告し、翌日、休みを取ったばかりなのにまた休みを申請するということが、「病院に行く」ことなんです。
でも、こういうのは、実際自分が経験してみないとわからないことだし、どうしても、夫婦間で温度差が開いていってしまいます。
この温度差を埋めるには、この「病院に行く」という例のように、一つ一つの嫌なことや大変なこと、つらいこと、不安なことを全部一つ残さず、夫に共有することです。
すぐには無理でも、毎回、根気強く共有し続けていると、夫も自分のことのように想像できるようになっていきます。
私なんて、毎回の診察はこんな格好でここにモニターがあってなど様子を事細かく話したり、膣座薬を入れるとおまたがべたべたしてかゆくなって嫌だなんてことも話したりしてました。
話しすぎもどうかと言われるかもしれませんが、診察のスタイルや膣座薬を入れた後どうなってるかなんて男の人は想像できるわけないので、こんなに大変なのって伝えるようにしていました。
そして、その共有した気持ちに共感してもらうことも大切です。
我が家では、夫に「共感してね」と言ったわけではないのですが、気持ちを共有していたからか、私がどんな気持ちで治療を受けているのかを想像してくれるようになりました。
また、「自分ができないことを全部してくれている」と思ってくれたようで、思いやりの心で接してくれるようになりました。
病院に行く日は「病院だよね、気を付けて行ってきてね」と言ってくれたり、帰ってきてからは夫から「病院ありがとう」「今日はどうだった?」と興味を持って聞いてくれたりすることで、不安が減り、2人で一緒に歩んでいるという気持ちになることができました。
1人でできることも2人でやる《思いやり》
妊活や不妊治療は、やろうと思えばほとんどのことを妻1人でできてしまいます。
排卵日を把握する、タイミングを取る日を決めて伝える、病院に行く、薬の管理をする、自己注射を打つなどなど。
1人でできてしまいますが、でも、1人でやっては絶対にダメです!
私も最初は、1人でやろうとしていました。
排卵日を把握して伝えて、ここからここまでだよと伝えるも、仕事の都合でその日しかできないのにタイミングが取れず、また1か月先になるんだと1人で絶望して。
そうやって1人で抱え込んでしまうと本当につらいです。
孤独です。
自分1人だけが時間に追われて、できないのは自分のせいだなんて考えるようになって、協力してくれない夫に嫌気がさして、ひたすら検索魔になって、進む先は真っ暗。
本当だったら、夫婦2人に望まれて幸せいっぱいの中、授かる新しい命のはずなのに、1人でこんな必死になって、こんなつらいことをしないと妊娠できないなんて、こんなんじゃ赤ちゃんも来たくないよねと悲しくなってしまいました。
では、どうしたらよいのか。
それは、すべてのことを1人でやらずに2人でやるんです。
排卵日を把握するのはアプリで共有ができますし、タイミング取る日も「どうする?」と投げかければいい。
病院に行くのは難しくても、すべてを共有すればいい。
薬の管理は、夫に任せればいい。
自己注射は、注射針を持っててもらったり、隣にいてもらったり、中には夫が注射を打つというご夫婦もいるそうです。
(私は打ってもらう方が怖かったので隣にいてもらって注射針を持ってもらっています)
そうやって、2人ですべてのことを一緒に取り組むことで、お互いに責任感を持って一つの目標に向かって進むことができるようになりました。
今思うと、夫は夫で役割がなく手持無沙汰な感覚だったのかなぁと思います。
それぞれに役割があり、2人いないと進めないんだよと示してあげることが大事なのだと実感しました。
お互いにお互いを思いやって、気にかけて、相手の気持ちになって、そうやって支え合うことが大切だと気が付くことができました。
まとめ
そもそも、人間関係をうまく築いていくためには、
共有、共感、思いやり
が大切だと思いますが、ことさら妊活や不妊治療に関しては、この3つがとても重要だと感じました。
夫婦というお互いに甘えがある関係性だからこそ

言わなくても伝わるかな…
なんて思ってしまうこともあるかもしれませんが、そんなことはないです。
言葉で伝えてもらわなければ、パートナーの本当の気持ちなんてわかりませんし、自分の気持ちもわかってもらえません。
お互いがそれぞれパートナーを尊重し、人として大切にする、そういった人間関係を夫婦で作っていく必要があると思います。
お互いがお互いを暗闇の中に1人にさせないで、一緒に進もうと歩み寄り、手をつないで同じ方向に進んでいく。
気持ちを言葉で伝えあい、相手の立場に立って相手の気持ちを受け止め理解し、思いやりをもって接する。
不妊治療を通して、私たち夫婦は、夫婦としての在り方を学ぶことができました。
今後、様々な問題にぶつかっても、2人なら大丈夫、2人でたくさん話し合って進んでいくことができる、という自信になりました。
今、妊活や不妊治療をつらいと感じている方が、少しでも前向きになり明るい希望を持って、赤ちゃんを待ち望む時間を温かで優しい時間として過ごすことができるように、見方や考え方が変わるきっかけになれたらうれしいです。
読んでくださりありがとうございました。
次回から、いよいよ私の不妊治療体験記に突入します。
今回書いたことが全くできていなかった時代のお話です。
つらかったのであまり思い出したくない気もしますが、頑張って書きますね!
次回は、自己流妊活はつらい!|半年で心が折れた理由です。



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